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タイトル75 自己紹介へ

宇宙船・地球号

50歳になった息子が体力保持のため、大阪城でジョギングを始めた。
しからば私も負けてはならぬ。鳥を見ながら歩こう。久しぶりに定例探鳥会に参加した。
ところが森之宮では右翼車が集結して、大音量のマイクテスト中…
これでは珍客のアカゲラたちはどうしているか?と心配になる。
しかし大阪城は懐が深かった。
先ず市民の森でマヒワアトリカワラヒワエナガに歓迎される。
鳥見人も大半は面識の無い人々だったが、懐かしい顔もチラホラ。思わずハグをしていた。
機関紙むくどり通信の発送仲間だったKさんは「業者に発送依頼をするようになって、手作業しながらの鳥情報交換の楽しみが奪われた」と淋しそうだった。
お喋りしながらの鳥見でキクイタダキヤマガラアカゲラを見逃した。残念!
堀端に来て目を瞠る。
オオバンヨシガモオカヨシガモハシビロヒドリコガモ その他多種の水鳥が浮かんでいる。三十年前には見たことの無い壮観な光景!
他の鳥見人たちは冷静だったが私一人興奮していた。いろんな種類が1度に見られるとは…
しかしあの千を越えるキンクロハジロホシハジロの大集団は何所へいったか?
浦島太郎の心境になった私は、目に見えないものに支配されている人間であることを強く思った。
大宇宙の中の小さな地球で右翼・左翼・日本人・外国人・国境・信仰の違いごちゃ混ぜで生かされている。人・動物・植物・皆仲良くしなければ…
「イマジン」を口ずさみながら帰路につく。

イラスト

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