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アヴェレージ 〜3・1・9の偶然〜

3月も下旬を迎え、楽しみにしていた渡りのシーズンが目前に迫ったきた。冬の間大阪城公園で楽しませてくれた鳥たちは北へ旅立ち、南から新たなお客さん“夏鳥”が旅の疲れを癒すためにここを訪れてくれる。今年はどんなお客さんが来てくれるだろうか、想像するだけで胸が躍る思いだ。

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夏鳥で一番乗りはご存じツバメ、今年は3月10日に到着。大阪城公園でひと夏通して観察出来る唯一の夏鳥は、定点観察する者には何ともありがたい存在である。初飛来日から始まり、個体数の増減、親鳥が巣立ち雛を引き連れてくるのは何時だろうかなど、楽しみがつきない。
そして私のもう一つの楽しみ、プロ野球開幕もあと約2週間に迫った。今年はWBCが既に始まっており後2勝すれば念願の2連覇達成、甲子園では春の高校選抜も今日(3月21日)開幕、野球ファンには最高の球春である。
で、ツバメといえば、我らが阪神タイガース開幕戦の相手「東京ヤクルトスワローズ」。今回はそのスワローズについて少し調べてみた、といっても戦力分析ではなく大阪城公園との繋がりをだ。きっと何かあるはず…だが???

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兵庫県出身、古田敦也氏の入団以来スワローズは関西でも人気が上昇しただろう。その古田氏が監督を務める前に指揮を執っていたのが、今年野球殿堂入りした若松勉氏である。そこで彼の輝かしい現役時代の打撃成績に注目してみる事に…するとツバメとの信じられない関係が隠されていた。
身長166.7cmという小柄でありながら安打を量産“小さな大打者”として国鉄スワローズ球団創設以来成し得なかったリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。19年間で積み上げた安打数は2173本、通算打率は3割1分9厘、このバッティングアヴェレージ(打率)は現役を退いた日本人選手の歴代1位である。
ここでまたまた元山祐康さんの力作「大阪城公園の野鳥」の登場である。早速ツバメのページをめくる、なるほどこれは面白い事になるかも。計算機を取り出し1992年から今年まで、ツバメの初飛来日のアヴェレージ(平均)を取ってみる、ふ、ふ〜ん、やっぱり見つかった(ディスカバリー)。なんと出たアヴェレージ(平均)が“3月19日”・・・

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大阪城公園でのツバメの平均初飛来日は“3月19日”、スワローズが誇る小さな大打者、若松氏の平均打率3割1分9厘。長い時間を費やして出たこのアヴェレージ(平均)3・1・9は単なる偶然か???それだけではない、夏鳥でツバメは 「1番乗り」現役時代の若松氏の背番号は「1」生涯打率日本人では「1位」、そして何より驚くのが、日々の努力でこの記録を残されたご両人、1947年(昭和22)生まれで同い年。偶然がここまで重なるとは・・・

大阪城とつばめのコラージュ
今回のアンビリーバボーなディスカバリー?(信じられない発見?)
「リアリー?(本当に?)」

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